特徴
スキップの中学英語コースは、5教科の中で英語を大得意科目とすることと外国人を目の前に習った英語で会話をすることを目標とし、通常の学習塾では実施が難しい声に出して発話することを重視しています。また、あえて少人数の集団授業により恥ずかしさを乗り越えたり、いつものメンバーコミュニティから世界を広げたりするトレーニングとしても機能させます。その一方で、しっかりとテストで点数を取れるようにバランスを取ります。以下に、スキップの中学英語コースの具体的指導法をお伝えします。
全然英語ができない状態からでも入学OK!
スキップは英語ができなければできないほど本領を発揮します。進学塾ではありません。英語に的を絞り、授業の補習レベルから最終的に英語を武器にして受験に臨むレベルを目指します。黒川自身が、中一の最後まで英語を一つも読むことができませんでした。スキップでは、現在の英語のレベルは全く関係なく、ただ、「英語の成績を伸ばしたい」「海外に行って外国人と話したい」その目標を持っていればだれでも入学OKです。アルファベットの読み方書き方から何年生でも受け入れます。ただし、レベルによっては実際の学年よりも下の学年からスタートになる可能性があること、親御さんのご希望ではなくあくまで本人の意思が最優先になります。面談はいつでも可能なので、どのような状況でも一度お気軽にご相談ください。
無駄話も英語のトレーニングの一部
英語はコミュニケーションツールです。地域活動をしていて感じるのは、日本語でさえも自分の意見を言うことが大変な子が多い印象です。スキップの中学英語では、教科書の内容に関することからたくさん無駄話もします。講師は一人ひとりの様子を常に観察しながら、生徒さんが抱える課題を見つけ適宜質問を投げかけます。それは英語の回答だけではなく、本人にとって今後英語で外国人とコミュニケーションを取る際、社会に出て仲間やお客様と接する際を想定しているからです。英語の授業を通して、英語の実力だけではなく、自分の意見を自信を持って言うトレーニングも同時にしていきます。
スキップはただ単に成績が上がればいいということではなく、中学生のうちに今後の人生の基礎を築いていくということにフォーカスを当てています。その第一が自己管理です。自己管理には手帳またはプリントしたウィークリースケジュールを使用して、一週間のタスク管理や振り返りを行います。手帳は様々な活用の方法があり、個人が自分にベストの手帳活用方法を見つけることができれば、勉強は自動で行うようになるでしょう。一枠の授業のうち10分程度は手帳を使った一週間の振り返りや目標設定タイムになります。
教科書本文・問題文・解答文・関連文などを実際に声に出してトレーニングします。発音矯正が必要な場合はフォニックスからやり直して、基本的な発音を身につけます。発音を身につけるとスペリング、リスニング、リーディングにも良い影響があります。何より、下手でも気にせず英語を発話するという勇気がでます。それは、日本人にとって最も必要な能力です。
また、英検・受験に必ず出てくるリスニングテストも発話トレーニングによって伸ばすことができます。発音できない音は聞こえないという原則があります。逆に言うと、発話(発音)できる音は聞こえるようになります。高校受験のリスニング問題そのものの内容はとても簡単で誰でも分かる内容です。しかし、音声の聞き取りそのものができなければ難しい物になり、音声さえ聞き取れれば質問はとっても簡単です。
英検3級 2024年度 第1回リスニング問題
A:Could you check my report, please?
B:Sure. When do you need it by?
A:Five o'clock.
B:↓
1 I'll do it after lunch, then.
2 I already had two cups.
3 I bought it yesterday.
これらの英語をカタカナ英語で発話していては一向に聞き取れるようにはなりません。正しい発音で何度も音読することによってリスニング力が向上します。
A:私のレポートをチェックしてくれますか?
B:いいですよ。いつまでに必要ですか?
A:5時です。
B:↓
1 ランチの後にやりますね。
2 すでに2杯も飲んじゃった。
3 昨日買いました。
スキップの完全解答学習とは、一つの問題を食べ尽くし徹底的に理解する方法です。例えば
次の文の空欄に入る正しい語を選びなさい。
He (_____) a new bike last week.
1.buy 2.bought 3.buying 4.buys
正解は2番のboughtです。ただし、これを単純に解かせた場合1/4で偶然正解する可能性があります。よって、なぜ2番が正解なのかを説明させます。また、他の3つの選択肢については、なぜ間違いになるのかをそれぞれ一つずつ説明させどこを変えればその選択肢が正解になり得るのか例文を作らせます。この方法は、その授業中の生徒さんたちの様子や理解度を観察しながら判断し、適宜行っていきます。しかし、この方法をとる際も、雰囲気は「間違ってOK」「分からなくてOK」です。批判中傷禁止のルールで、心理的安全な教室の中で、学ぶことの楽しさを追求していきます。
この学習方法は5教科すべてに応用ができる方法です。問題には解答できたとしても、本当に理解できているか自分で自分に問う。知らない単語や内容が出てきたら分かるまで調べる。やったつもりになる学習から、分からない→分かる、知らない→知るに変える本物の勉強へと変わっていきます。机に向かえば勉強してる風から脱却して、1個でもいいから分からない→分かるにする。それが完全解答学習です。
スキップの英語コースには2,500冊を超える多読アプリが付いてきます。スキップ全体の方針として、読書がすべての科目に通ずる基礎の基礎であるという信念があります。それは、数百冊の子育て本やビジネス書、更には聖書を読んできた黒川の結論です。そして、英語という科目を見たときにも、英語の本の多読は英語力習得にかなり良い影響を与えると考えています。実際にそのような英語教育本は多数出版されています。
多読のルール
1.辞書を引かない(日本語に変えない)
2.分からなくても読み進める
3.面白くない本は飛ばして別な本を読む
日本語に訳さなくていいから、楽々楽ちん。勉強の概念でやっていてはだめ。できる限り早く趣味の世界に入った方がいい。
スキップでは、多読アプリを利用して、英語を英語で読んで理解する習慣を作ります。このアプリは、アメリカ留学した際に娘の小学校で実際に出されていた宿題です。ネイティブの子どもたちも多読アプリを通して英語(国語)を学ぶのです。中学生になると、幼児のように自然に英語がペラペラになることは厳しいです。なので学校ではしっかりと文法を学ぶ訳です。その上で、幼児レベルの絵本から英語の本に親しみ、日本語を介入させずに英語を英語で理解して読書ができる状態にまでなることを目指します。
お気に入りの本はプリントして、実際の本として読むこともできます。学校では100%英語を日本語に翻訳しますが、多読はその必要無し。英語を英語で理解するという不思議な感覚をスキップ受講生全員に味わってもらい、たくさんの良書と出会って人生の糧にしていってほしいです。
中学英語コース
入会金 | 20,000円(税込22,000円) |
月謝(週一回80分少人数授業) | 15,000円(税込16,500円) |
テキスト代(基本+定期テスト) | 4,500円(税込4,950円) |
単体プラン
EA:多読アプリのみ(月額) | 3,000円(税込3,300円) |
EB:多読アプリ+週1回の宿題+プリントデータ提供 | 5,000円(税込5,500円) |
EBはオンラインで週に一度課題が出て、オンラインで提出します。製本したい本があれば、PDFデータをお送りします。
マンツーマン指導・コーチング | 1回40分 5,000円(税込5,500円) |
多読アプリは未就学児からご利用可能です。兄弟姉妹がおられましたら、一緒にやってOK!親御さんもこの機会に一緒に始めてはいかがでしょうか?