コーチの黒川です!
今日は僕が40歳でアメリカ留学した際に、英語について一番大変だったことの話をしたいと思います。
英語四技能というものがあります。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング。この中で、留学するとしたら最も必要になる技能は何だと思いますか?
完全に黒川独断の価値観ですが、まずはリスニングです!特にアメリカは!
別に断言するものではないのですが、留学した人の生の意見というのも大事じゃないですか。僕は学生時代には英語を比較的得意科目として学んできました。普通の1.5倍くらいだけ勉強もしてきました。
でも、
留学して三ヶ月くらい、全く英語が聞き取れなかったんです。だから、授業を理解するのも一苦労。どうやって乗り越えたのかといえば、アプリの力を使いました。アプリの話はまた後で書きますが、とにかく留学するとしたらリスニング力を鍛えておく必要があります。
なぜでしょうか。それは、留学というのは現地に住むものですから、そこに住んでいる人たちや学校や役所の手続き、はたまたスーパーでの買い物や食事、時には緊急事態など相手が何を言っているのかを理解できないほど厳しいことはありません。
アメリカは車が自転車代わりなので、まずは免許を取得しないといけませんでした。英語が上達する前にこのプロセスは本当に大変でした。でも、実際に取得したときの感動は一生ものです。ズートピアのナマケモノのシーン、あれを実体験しましたw
こちらの返事は、最悪YesやNoとか単語だけでもいいんです。でもでもでも、、、
相手が言っていることを理解できないのならば、Yesの一言も返せないんです!!!!!
もちろん、聞き取れないのならば授業も全くの意味不明。テクノロジーの発達した今の時代に留学できて良かったです。
僕が通った学校は世界60の国から生徒が集まっていたので、日本人だけではなく他にも多くの非ネイティブの学生がいました。
みんなの英語レベルはバラバラだから、同じように苦労している同級生たちがいました。言葉はスムーズに交わせなくても、互いに大変だよね〜と簡単な英語で励まし合ったのもいい思い出です。
じゃ、留学初日からどんな英語を聞いたの?と思いますよね。ガチの録音音声を聞いていただきましょう。iPhoneの音声メモから抜粋した実際の先生のお話です。自動字幕をオフにして聞いた後、オンにしてみてください。
今は聴き取れるようになったのですが、このスピードで更に内容が難しくなると多分今でも理解できないと思います。字幕の文字を見たら、内容は中学英語程度です。でもほとんどの方は聴き取れないんじゃないでしょうか。
不思議なもので、三ヶ月後にいきなり聴き取れるようになり、半年後くらいから英語の夢を見て日本語を介さずに英語を考えることが出来るようになりました。
帰国して3年が経ち、大分能力は落ちたのですが、それでも一度付いた英語脳は無くなる感じはしません。結局量が大事ということが分かります。
なので、基礎英語+やるならリスニング!を強くおすすめします。
全体的にがっちりならアプリ多読です!
リスニングといっても、聞き流すだけで話せるようになるという教材は嘘なのでだめですよ。聞き流すのではなく、ちゃんと集中して聞かないといけません。だから聴けるようになるんです。まずは内容をほぼ把握しているであろうディズニーやジブリアニメを英語音声英語字幕で見ながらシャドーイングまでやっていくと、だいぶリスニング力が鍛えられると思います!
ということで、今回は僕がアメリカ留学してリスニングが出来ずに愕然とした話でした。それでもちゃんと卒業してきましたから、iPhoneと根性があればなんとかなりますw
是非皆さんも、いくつになっても留学や海外に行くことを諦めずにチャレンジしてみてください!世界は広くて、大きくて、たくさんの人や動物や植物があります。この世界は素敵なんだな〜って知ることが出来ますよ!リスニングで苦労して絶望だったあの思いは無駄ではなかったということですね!
それではまた!