スタッフ紹介

スキップは指導者を先生と呼ばずにコーチと呼びます。それは、勉強をただ教えるのではなく、生徒さんの目標達成をサポートする存在だからです。ティーチング以上にコーチング。魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えて釣れるようにサポートする。それがスキップらしさです。

大切なお子さんを預ける場所なので、どんな人が指導に当たるのかはとても大事なポイントです。本当は直接会ってお話するのがベストですが、ホームページ上でも可能な限りコーチ黒川の情報をお伝えしたいと思います。特に小中学生の親御さん向けに編集しています。

基本情報

スキップのコーチの黒川 康敬(くろかわ やすのり)です。茨城県出身の44歳。小学生の娘二人と韓国人の妻の4人家族。
・キャリアカウンセラー(JCDA認定CDA)
・キリスト教の牧師(プロテスタントクリスチャン)
・英検2級
・英語基礎会話・韓国語日常会話
南相馬市では、小学校のPTA副会長・少年指導員・ミニバス少年団のコーチのボランティアをやっています。

学歴・職歴

1998年 茨城キリスト教学園高等学校卒業 生徒会長
卒業後一家離散・自立
2002年 常磐大学国際学部卒業
2002年 フリーターの後地元の不動産仲介トップ営業マン
2004年〜パチンコ業界最大手でサービスインストラクター・人事新卒採用・面接官・面接官育成
2008年 キャリアカウンセラー資格取得・英検2級合格
32歳で男性乳がんになって生き方を変える
2015年 東京基督教大学神学部卒業・東京都足立区の教会で小学生、中学生担当スタッフ
2019年 家族でアメリカ留学(テキサス州ダラス)
2021年 Christ For the Nations Institute Pastoral Major卒業・テキサス州牧師ライセンス取得
同年南相馬市に家族で移住

勉強が大っ嫌いな時代をずっと過ごしてきました

私が勉強が楽しい!と思えたのはつい最近のことです。おそらく牧師という肩書きや学歴を見てよっぽど勉強ができたんだろうと思った方もいるかもしれません。しかし、私は小中は基本的に問題児としていつも叱られるようなこどもでした。テストは平均点が取れることはなく、大体40点代。テストが返されるたびに点数の部分を三角に折って見られないようにし、親にはテストの存在自体隠していました。

スキップでは、韓国語を趣味で学ぶ方向けの韓国語講座、そして英語に関しては中学生の定期テスト対策と実践を中心に指導します。特に中学英語に関しては特別な想いがあります。

それはこんなエピソードがあるからです。
中学一年の終盤、私は母親に教科書を見られてしまいました。私の教科書を見た母親は泣いてしまいました。教科書を見ただけで泣くことってありますか?普通はありませんよね。では、なぜ私の教科書を見て母親は泣いてしまったのでしょうか。それは、私が本文の英語にフリガナを書いていたからです。

そうです。私は、中学一年の最後になっても英語を読むことができなかったのです。母親は自分の同級生に同じようなことをしている子がいて、まさか自分の息子がそれをやるとは想像していなかったそうです。相当情けなかったということですね。

私には勉強の習慣がなく、家の机はガラクタであふれ空きスペースはありませんでした。本を読む習慣も無ければ、宿題は友だちのノートを写させてもらう。そんなことも悪いという感覚すらありません。部活も勉強も中途半端で、先生に反発するのだけは得意な生徒でした。

そんな私が、中三の受験の時には英語だけは武器科目として高得点をマークするようになったのです。担任の先生に「絶対に受からない」と言われた茨城キリスト教学園高校に合格することができたのです。そのきっかけは何だったのかというと、ある人との出会いでした。

私は中一の最後に英語を一つも読めないという状況の中、近所にオープンする塾を見つけました。なんとなく「行きたい」と思ったので親に伝えました。結局その塾に通うことができるようになったのですが、その塾の先生が英語が専門であり、全然できない自分のできる部分を見つけて褒めてくれました。基本的に勉強は常にできない状態で生きてきたし、親からも「勉強やれやれ」「なんでできないの」と責められることしか無かった僕にとって、先生と出会い、3点上がった(40点が43点)だけで褒められたというのは大きな成功体験としてやる気スイッチが入った瞬間でした。

教育に対する想い

そのようにして、自分にはできるんだ!という可能性を感じることができたこと、そして英語を使えるようになったら外国人と話すことができるんだという世界の広がりを感じわくわくしたのを憶えています。未来に希望を持つきっかけができてスイッチが入ったんですね。

この世界はとても広いです。外国語教育は自分の狭い視野や価値観を大きく広げてくれる可能性を持っています。子どもたちにとって英語が科目の一つ、テストのためとなってしまうのは本当にもったいないと感じています。更にはその勉強としての英語のせいで、海外に興味のあるこどもたちのスイッチがオフになってしまう現状があります。英語は世界中の人と関わるためのコミュニケーションツールです。住む場所も食べるものも皮膚の色も文化も異なる人々がこの世界にはたくさんいること、そして、その人々と私たちは友だちになれることを英語を通して知ってほしいです。

しかし、定期テストや受験もあるのは事実。なので、やるべき文法学習をきちんとやる。でも、同時にコミュニケーションツールとしての英語も習得していく実践トレーニングをすることで、学校の勉強が世界を具体的に広げるツールとして機能します。そのような捉え方(パラダイム)を持つことが、英語が単なる科目からスキップが出ちゃう未来を生きていく力になると期待します。

社会人として必要な能力を

親御さんにとって自分の子どもは子どもです。その関係は30年後も変わらないでしょう。しかし、その子どもはもう「子供」ではありません。今大人の階段を上っている最中。半分は大人です。そして、生まれたときから一人の尊い人格です。

私は、中学生から本格的に社会に出る準備をする必要があると感じています。コミュニケーションスキルや物事の捉え方、苦難の乗り越え方、スケジュールを立てて実行する力。勉強習慣というのはその基本を学べる良い機会ではないでしょうか。そして、定期テストや受験はその準備運動ともいえるのではないでしょうか。ただ単に志望校合格に向けてやるというのではなく、その先を見据えながら、やがて、スキップの出るような人生のための通過点としての受験や志望校がある方が絶対にいいですよね!

親以外の存在の大切さ

そのために必要なものが、私たちのような塾の先生や部活の顧問や学校の先生のような家族以外の師です。これは花まる学習会の高濱先生の引用ですが、教会で多くの中高生と関わってきた私にとって本当に大切なポイントだと思いお伝えさせていただきます。親子関係が非常に良好で既に勉強習慣もできて未来に希望を持っているお子さんは必要無いかもしれません。しかし、多くはそうではないのではないでしょうか。

私が教会でスタッフをしていた頃、教会に来ている子どもたちの中には親も学校の先生も警察も敵視して、教会の私にだけ懐いた子たちがいました。タバコを注意できるのは彼の関係者では私だけだったのです。これは極端な例かもしれませんが、私の塾の先生エピーソードでも同じことが言えるように、お子さんが誰と出会い何を学ぶかによって、その後の人生が大きく変わるというのはなんとなくおわかりいただけると思います。

親子だと大人も子どもも素直に受け止められず、けんかになってしまうことが多いのではないでしょうか。スキップは、ただ勉強ができるようになることや受験に合格することを目標にしていません。本人の未来にとって、いま必要な課題は何かを見つけだし、英語の指導を活用しながら一社会人として生きていく準備をしていきます。部活でも良い成績を収めたいのであれば、自主練もスケジュールに組み込む必要があります。また、睡眠時間もしっかり取る必要があります。そのためには、夜スマホをいじる時間は制限しなければいけません。

でも、親から言われたらただの小言です。しかし他人から言われたら、家族以外の「師」から言われたら、それはストレートに反発できなくなります。更に、それが未来の自分につながっているのを客観的に知ることができるようになれば、確実に行動は変わるでしょう。

将来スキップがでちゃう人生のために

一人ひとりが一人格であり、一人ひとりが個性を持っています。学校の勉強、英語のテストという単純なことではなく、将来のお子さんの人生につながっているんだという思いで指導・関わりをしていく所存です。大人の階段を上っている今、お子さんがどんな人と出会い、どんな言葉を聞き、どんな未来を描くのか。どんどん夢と希望が失われているこの時代にあって、お子さんがこの世界に貢献してよりよい世界を作っていくという力を持ち、社会に世界に羽ばたいていく未来を心から願っています。

さいごに

私は塾業界のプロではありません。高度な受験指導もできません。その代わりにこれまで日本から世界にかけてたくさんの人と関わってきました。そんな変わった人生を歩んできて、現在自分自身がスキップしながら生きています。16歳で寿司屋のアルバイトから始めて、基本的にほとんど対人関係の仕事を積んできました。なので、私が関わってきた教育や対人関連の仕事や活動を知っていただいて説明会に参加されるかどうかの判断をしていただければ幸いです。直接お会いできる日を楽しみにしています♪

教育・対人関連履歴
  • 18歳
    塾講師アルバイト

    小4から中3までの英語講師として、マンツーマンから10名までの集団授業を担当

    家庭教師 2名
    塾講師後、大学2年生の時から家庭教師として2名担当し、第一志望合格に導く

  • 23−27歳
    パチンコ業界最大手に転職

    地元の不動産屋に就職するも未来が描けず転職活動。ブライダル業界と迷いながらも、あえてイメージの悪いパチンコ業界へ転職し自分のサービススキルを上げるチャレンジをする(本人はパチンコをやらない)
    ・配属3店舗でお客様・スタッフ支持率ナンバーワンスタッフ連続選出
    ・サービスインストラクターとしてサービスの見本スタッフになる
    ・新人アルバイト指導担当として60名以上を育成
    ・更なる成長を目指して、リッツカールトン東京のホテルマン、オリエンタルランドなどサービス関連の転職と迷いつつちょうど巡ってきた本社勤務へ

  • 27歳-31歳
    同社本社勤務

    パチンコ店の現場から本社人事採用部門へ異動し新卒採用担当となる
    ・年間500名を超える新卒採用の最前線で、主に大学3年生から4年生への企業説明会・選考プロセス構築・面接官・内定者研修企画運営を担当
    ・社内面接官(リクルーター)育成 200名
    ・CDA(キャリアカウンセラー)資格取得

  • 32歳
    調子に乗って独立して失敗
    ・男性乳がんになり、後にクリスチャンになる
    TV東京・BS JAPAN「生きるを伝える」出演

    ・翌年結婚
    ・新大久保の教会で韓国語を指導し、生徒が100名を超える

  • 34歳-39歳
    東京都足立区の教会スタッフ

    ・幼児から小学生の礼拝担当


    ・中高生の礼拝担当


    土地柄シングルペアレントや外国籍の子どもたち、非行や予備軍の子どもたちと関わる。区役所・社協・NPO・学校・警察と連携して活動。
    ・その後2年間渡米(テキサス州ダラス)
    中学英語を駆使して60カ国以上の仲間と共に学ぶ。夜になると近所で銃声が響く町。医療や町や文化など日本の素晴らしさを海外での生活を通して改めて実感。


    日本人なのにアメリカ人に布教活動を行う

  • 41歳-44歳現在
    南相馬市に家族で移住

    ・地域のプロテスタント教会のサポート


    ・日曜礼拝の説教
    ・ブレッシングルーム学童(ジャスモール内)の子どもたちへ聖書のお話やゲームなどの提供


    ・女子ミニバス少年団原町Blue Uniteのコーチ


    バスケ関連資格(JBA公認E級コーチ・JBA公認キッズサポーター・JSPO公認スタートコーチ・STAR認定スポーツリズムトレーニングディフューザー)
    ・小学校のPTA
    ・少年指導員

    以上はボランティア活動で、生業はこれまで妻と一緒にやってきたデザイン事務所(#デザゴゴ)でディレクター。

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