皆さんこんにちは!スキップの黒川です。
スキップの小学生・中学生には手帳での自己管理体験をしてもらおうと思っています。手帳を使った学習意欲の向上はこちらの著書の先生が実証済みです。
ただ、この先生の方法を僕が同じように提供出来るのか、またこの地域の子どもたちにフィットするのかはやってみないと分かりません。現在二人の娘にこの本の方法を取り入れて、勉強の自己管理をさせています。
本の帯に書かれているように、親が「勉強しなさい」と言わなくても子どもは自分自身で書いた自分がやるべきことを知っています。知っていることと実際にやることは別ですが、「勉強しなさい」というセリフは減ります。その代わり、「あと何が残ってる?」など別な表現で伝えることが出来ます。
なぜか親は、自分の子どもには雑に対応してしまいがちですよね。自分が子どもの頃はあれだけ嫌だったことを自分の子どもにしてしまうのですから不思議です。だからこそ塾など親代わりの場所がある訳なのですが、手帳を活用するとその部分を少しカバーすることが出来ます。つまり、「勉強しなさい」と言わなくてもよくなるのです。
著者の先生もご自身の学習塾の生徒に提供して実績を上げています。もちろんそこには親御さんの協力も存分にあると思います。特に幼児は文字を書くことすらままなりません。しかし、未就学児から既に実績が上がるとのことです。楽しみです。
なぜスキップでは手帳コーチングを取り入れて手帳を書かせたいのか。それは、僕自身が手帳を使いながら色々なことを同時に進めているからです。
僕の手帳はスケジュール管理兼、相談役兼、メモ帳兼、ライフログです。ついでにログは英語で書くので英語の勉強にもなります。もちろんGoogleカレンダーというデジタルも活用しています。
スマホのGoogleカレンダーはパートナーという感覚は無いのですが、手帳はアナログだからなのかパートナーという感覚があります。いつも一緒にいるサポーター的立場です。今はICT教育として一人一台のタブレットが支給されていますが、大事なことはデジタルをしっかり活用する能力です。
これを読む親御さんの中でも、最近物忘れが激しくなったという方がいるのではないでしょうか。それは病気ではなくスマホの使い過ぎによる物忘れだそうです。「スマホ過労脳」とも言われています。僕もスマホを仕事でも使うので実感しています。
同じ状況が子どもたちにも起こっています。更に言えば、彼らはまだ子どもです。まだまだ発達段階にある脳にスマホはどれだけの悪影響かはご存じの通りです。だから、少しでも紙とペンを使った時間を増やしたい。ついでに勉強や生活習慣の改善にも繋がる。そして将来にも必ず活きる!そんなツールが手帳ではないでしょうか。
今の時代にと思われる方もいるかもしれませんが、手帳を開いてペンを持って文字を書くという行為自体に脳への良い刺激があるわけです。また、紙に自分の考えや悩みを書く、それだけで心がスッキリするのをご存じでしょうか。うちでは南相馬図書館で借りてきた本を使って、家族みんなで認知行動療法をやったのですが、とてもいいですよ!
手帳のメモ欄を活用すれば、そのようなことも出来てしまうのです。特に僕はタスクがたまったときには一度全てのタスクを紙に書いて整理します。すると意外と多くなかったり、重要でなかったりすっきりするんです。
今は学生向けのスタディー手帳なども販売されています。上の書籍には、本人が気に入るものを与えるのが良いともあるので、スキップは好きなものを選んでもらいます。手帳のスタートは、その日にやるべきタスクを書くだけです。やったらそのタスクを赤鉛筆で消します。たったそれだけ。
手帳と友だちになったら本格的に活用し始めるのだと思いますが、まずはそこから始めます。この方法で幼児から活用が出来るのです。素晴らしくないですか?
2024年もまもなく終わります。これをお読みの皆さんも来年から手帳を始めてみてはいかがでしょうか。お子さんと一緒に手帳生活してみましょう!